リスクは常にあるもの

事故が起きてからの対応が重要

介護現場での介護事故というのは、実はほぼ毎日のように起こりえます。

問題はその内容なのですが、介護事故のレベルとして段階的にヒヤリハット、インシデント、アクシデントというように分類できます。

ヒヤリハットというのは、言葉どおりひやっとしたこと、はっとしたことが起こっていたこと、いわゆる大きな事故に繋がる危険があったことに気付いたときなどの事柄となります。

インシデントとアクシデントはその事業所や施設などによって捉え方が多少違ってくることもあるようですが、どちらも介護事故(医療事故でも同じように使用されます)には変わりません。

ただ、イメージとしては、アクシデントは患者さんや入所者の命の危険を伴うような怪我などをさせてしまったときというように最も重大な場合といったところと捉えているところが多いようです。

そして、この介護事故というのは、上記でも記述したように毎日なんらかの形で起こってしまいます。

これはベテランの介護士でも新人の介護士でもほぼ同様の件数として挙がってきてしまうのです。

なぜかというとどうしても対人サービスであるからです。

介護の仕事には、もちろんマニュアルは存在しています。

しかし、対人サービスはマニュアルだけでは到底対応しきれないものなのです。

よって、一番重要であるのはこの介護事故が発生してしまった場合にどのように対応したのかということです。

本人はもちろん、家族にも納得いく説明と処置がされれば、逆に感謝される場合もあります。

これから介護士を目指す方は介護事故に恐れず優しい気持ちを持って従事していただきたいものです。

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